a terre 「天から送られて」

今年ジュニア生徒が踊った

「天から送られて」という作品は

もとは2006年に「a terre」というタイトルで

大人初心者向けに振りつけた作品でした。


コンテンポラリーのフロアーワークが

たくさん入っているのですが

最初にこの絵から着想をもらって

選曲、振付を始めました。


** 当時の創作ノートより **


A Soul Brought to Heaven (1878)  ~William-Adolphe Bougereau~

魂が天国へはこばれてゆく絵   

魂も人の形をしてるのかな? 魂も重たいのかな?


身体と  

身体の重さについてのダンスを振付けています

クラシックバレエは軽い体に憧れてる  

身体に重さがないようにまるで空気のように

軽く踊ります  

そのためのテクニックがたくさん開発されました


トゥシューズも

でもモダンや

ヌーベル・ダンス以降のコンテンポラリーは

肉体には重さがあるんだってことを前提に  

または強調して振付けられているものが多い

そんな気がしています


肉体があるから人間


いま私は体の重さをテーマに振付をしています!


今年、小中学生のジュニアさんが踊るのを見ていたら

ほんとうに初々しくて

ピュアな感じで

彼女達は「ついこの間、天から送られてきた魂」

なんだと思いました。


大人の女性が踊るのとは全くちがう

作品になったと思います。



YURI ecole de ballet contemporain

ユリ・エコール・ド・バレエ・コンテンポラでは ひとりひとりの個性を大切に 基礎を大切に クラシックバレエと コンテンポラリーダンスの 指導をしています