London便り1

ロンドン・バレエ・コンサートに出演する

アヴァンセクラスの生徒と二人で

ロンドンへ行ってきました


ご両親に見送られて羽田へ出発 

早朝便だったので羽田空港のホテルで1泊しました。


12時間のフライトでようやくヒースロウ空港のに到着。


ヒースローに着くと

迎えに来ているはずのドライバーがいない。

やっとドライバーがやってきたら 

ホテルではない所へ連れて行かれて

たのんでもいないプリペイドカードをセールスされて

セールスを断ると 

やっとホテルへ向かうのかと思いきや

目的地を知らない!   


などなど

空港から自分達の部屋に落ち着くまでの間に


「日本では絶対に起こらないような事がふつうに起きる」

の洗礼も受けて

到着1日目はちょっとくたびれた様子の

ジュニアさんでした。



2日目は

イタリア、ドイツからやってくる、

同世代の出演者がまだ到着していなかったため

プロのバレリーナの方と一緒のクラスレッスンとリハーサル

これも初めての体験。


緊張で体もよく動かせないような様子だったので

午後の自由時間に

コベント・ガーデンにあるオープンクラスを一緒に受けました。



とってもフレンドリーな雰囲気で レッスンピアノにビートルズが流れ

大人に混じってレッスンする日本人の女の子に

先生も丁寧に声をかけてくださって

やっと声を出して笑うようになったアヴァンセさん

息ができるようになりました(笑)


それにしても 若いって素晴らしいですね!

8日間の滞在の間に どんどん環境に慣れて 

食事にも慣れて

目が開き 

気持ちも開かれてゆくのが

手に取るようにわかりました。


心細そうだった初日とは変わり

帰る日には、来た時よりも大人びた表情になり


「もうちょっと帰りたくない。また来たい。」

そう言っていました。


そして、そうした精神面の変化は

踊りも変えるんです。


今までに一度も見せたことのない表情で

一度も出したことのない力を出して

舞台で踊ったのですが


その話しは また今度に

YURI ecole de ballet contemporain

ユリ・エコール・ド・バレエ・コンテンポラでは ひとりひとりの個性を大切に 基礎を大切に クラシックバレエと コンテンポラリーダンスの 指導をしています