バレエを教える上で大切にしてること

以前の教室ブログの

2015年4月25日の記事です。


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5年前に書いたブログをたまたま読んでみたら

ちょうど最近、考えていたことと同じ内容でした

それは

私が教える上で大切にしていることは

バレエらしいステップをこなすことじゃなくて

「本当にバレエが踊れる体とセンスを育てることだと考えています」


最近、特に気になっていたのは

バレエを習い続けて〇〇年という方の中には

一瞬 え?  と思うほど

筋肉のつかい方が硬い方が多いこと


ストレッチで体を柔軟にしたいと思っていらっしゃるはずなのに

必要以上の力を入れて、より硬くなっています

熱心な方ほど、頑張って固まっていらっしゃいます


その形(ポーズ)をつくり出すためにつかった

体のエネルギーよりも

形そのものに意識をおいているのかもしれませんね


でも

「形=停止した状態」 ではありません


エネルギーを使い続ける運動が

その形を作り出していると考えてみてください



それも速いときもゆったりした時もあり

強いときも弱いときもある

音楽のようなエネルギーです



バレエのレッスンは

音楽をつかって自分の筋肉を教育しているのです

脚をどちらへ回すとか 伸ばすとか その時どこの筋肉を使うとか

体のしくみの理解も大切です


自分の脳をつかって体をコントロールできるようにします


同時に

バレエは自分の筋肉をつかった音楽教育でもあります

リズム、テンポ

旋律(メロディー)と和声(コード)、音の強弱から感じられる

ダンスのイメージが

体にちょうどよいエネルギーをくれるようになるからです


YURI ecole de ballet contemporain

ユリ・エコール・ド・バレエ・コンテンポラでは ひとりひとりの個性を大切に 基礎を大切に クラシックバレエと コンテンポラリーダンスの 指導をしています