生の舞台と映像の違い
いつも 「その人は何を見ているのか」に
とても興味があります。
おなじ物を見ているつもりでも
人はその人の視点で違うものを見ています。
それはバレエを教えていると
とてもよくわかります。
なので発表会のDVDの校正をする時は
「生徒や保護者の方はどんな絵を見たいだろうか?」を
考えます。
以前リュミエールの公演を撮影して頂いた
写真家さんのご感想にとっても共感したので
ご紹介します。
『TV放送でのダンスのイメージしか
なかったのですが
あれは視点がカメラワークに制限されてしまい
良さが全く分からなかったのですが
生で見ていると、想像力が喚起され
視野のフレーミングも自分で決められるので
生の舞踊はいいなと思いました』
ありがとうございます。
生の舞台は見方にはひとりひとり自由がありますが
映像になるとそうではない。
そこが舞台と映像のいちばんの違いだと思います。
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