カラダを大切にすることは自分を大切にすること

【2008年3月22日に書いたBlog】

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団

パレルモ パレルモを見てきました。

上演時間ぎりぎりに駆け込んで席へつくと

前の座席から友達が元気に手をふってました。

そしてすぐに開演  

すると

いちばん最初から 

ものすごく衝撃的なことが起るのです!


私はなんだかこれで全部ふっきれてしまって

半日過してきた金曜日の日常から

すーっと自然に

舞台の世界に入ってゆくことができました。

あっという間の3時間

楽しくて 

切なくて 

見ている間ににどんどん力がわいてくる


なんていうのでしょうね・・・・ 

夏の夜 花火やお祭りを見に行ったときのような

そんな気持ちになった3時間でした。


いつも思うのですが 

Pinaの舞台は 

見た前と後では

その人の生き方までがかわってしまうような

そんな力強さと優しさを感じるのです。


コンテンポラリーダンスか演劇か 

そんなカテゴリーなんて何の意味もない。

打算や妥協やあきらめやごまかしや

ぜんぶのどっちつかずの物たちが

消えていってしまいそうな心地よさ

こんな舞台を見ることができるなんて 

本当にしあわせです


来週はBプロ 「フルムーン」を見てきます。



9年前のこの記事を

久しぶりに読んで

こんな風に感動する舞台を

最近みていないな~って

ちょっと羨ましくなりました。


パレルモパレルモのパンフレットに

寄せたピナ・バウシュの言葉です。


私は、生まれながらに持っている

自分の身体というものの大切さを感じます。

身体はその人そのものです。


今の私にとって

とても共感できるメッセージです。


私は

たくさんの人にもっと

自分のカラダを大切にしてほしいと

思います。

カラダを大切にすることは

自分を大切にすることだから。

YURI ecole de ballet contemporain

ユリ・エコール・ド・バレエ・コンテンポラでは ひとりひとりの個性を大切に 基礎を大切に クラシックバレエと コンテンポラリーダンスの 指導をしています