Bien-être✵ Ballet et YOGA ✵

ダンサーとして数々の舞台で踊ったのち
フランスへバレエ短期留学を機にその後11年間毎年渡仏。
ユリ・エコール・ド・バレエ・コンテンポラを設立。

ヨガとの出会いは20代の頃、コンディショニングのひとつとして
取り入れたことが最初の出会いでした。
ヨガの神髄でもある「呼吸法」「瞑想」「ヨガ哲学」を学び、
ヨガは人生を素晴らしくかえてゆく生き方の教えであることを知りました。
人生を豊かにするヨガをたくさんの人に伝えたいという想いから、2016年よりヨガインストラクターとしても活動を開始。

小川亜矢子、イヴ・

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基礎クラス (Basic Class)

入門(ビギナー)クラスに慣れてきた方やバレエ経験1年以上の方へ向けてバーレッスンからセンターレッスンまでバレエクラスの基本的な流れに沿ってクラスを進めていきます。一つ一つポジションを丁寧に確認しながら、音楽に合わせて自然に身体が動くようにクラスを進めていきます。簡単なステップを組み合わせたアンシェヌマン(振付)にもチャレンジしていきます。ポジションを覚える足のポジション(1番〜6番)腕のポジション上半身の動き顔の付け方腕の動かし方(ポーデブラ)体の向きに対しての上半身の構え方など空間の使い方方向の名前(ドゥバン、アラセゴンド、デリエール)体の角度の名前(クロワゼ、エファセ、エカルテ)動き(ステップ)バレエのステップは、フランス語で「パ」と言います。バレエのさまざまなテクニックの基本となる動きを覚えると、高度なテクニックも理解しやすくなります。プリエバットマン・タンデュバットマン・ジュッテロン・デ・ジャンブ・アテール片足を上げるク・ドゥ・ピエルティレフォンデュデヴェロッペアラベスクアチチュードフラッペグラン・バットマンセンターで踊るバランセパ・ド・ブレシュスゥエシャペジャンプ(ソテ)スゥブルソゥシャンジュマングリッサードシャッセアッサンブレプティ・ジュッテパドゥシャタンルベターン(トゥール)ストゥニュグリッサード・アントゥールナンピルエットシェネピケ・アントゥールナングランワルツトンべ、パドブレ、グリッサードグラン・ジュッテおじぎとマナーレヴェランス

入門クラス(Beginner class)

バレエ入門クラスでは、バレエを習う上で最初に知っておきたい基本を学びます。バレエ用語を覚えるポジションや動きには名前がありますレッスンを受ける上で用語がわかると教師からの指示への理解が深まりますポジションを覚える足のポジション(1番〜6番)腕のポジション上半身の動きポールドブラ顔の付け方、腕の動かし方(ポーデブラ)体の向きに対しての上半身の構え方など動き(ステップ)バレエステップは、フランス語で「パ」と言います。さまざまなテクニックの基本となる動きを覚えます。プリエドゥミ・ポアント、ルルヴェタンデュジュッテロン・デ・ジャンブ・ア・テール片足を上げるアラベスクク・ドゥ・ピエルティレセンターで踊るバーを使わずにスタジオの真ん中で踊ることをセンターレッスンと言います。センターレッスンで基本のステップを覚えますパ・ド・ブレシュスゥエシャッペ両足でのターンとジャンプバレエのジャンプは、フランス語で「ソテ」ターンは「トゥール」と言います。スウブルソウグリッサード・アントゥールナンストゥニュウおじぎとレッスンマナーレヴェランス入門レッスンでできるようになることこれらの項目を学ぶと、バレエレッスンの基本だけでなく、どのようにしてバレエのパが構成されているのかを知ることができます。「見て真似をする」を卒業して「理解して踊る」「こう踊りたいイメージを持つ」ことができるようになります。バレエ入門者にとっては、一つ一つの用語と形が初めてのことだらけかと思いますが、少しずつ体で覚えていけるようになります。

バレエレッスンのマナー

大人でも子供でもこれを知っていればどこのお教室でも通用するという基本マナーをまとめました。最近は、マナーを教えてくれるバレエ教室ばかりではなくなったので、マナーを知らない人はそのままになり、実は周りから白い目で見られていた!という事になってしまうのでお気をつけてくださいね。<バレエレッスンのマナー>1.挨拶挨拶には大変厳しい世界です。子供の頃から徹底します。バレエはどの時間帯でも基本の挨拶は「おはようございます」です。先生の他にピアニストさんや助手の先生がいらっしゃる場合も「おはようございます」「よろしくお願いします」と挨拶をします。終了後はもちろん「ありがとうございました。」「お疲れさまでした」とご挨拶します。2.更衣スペースでの譲り合いバレエの着替えはレオタードを着用したり、タイツを履いたり着替えに時間がかかるものです。更衣室は大きいところばかりではないので着替えたらすぐに退出して場所を譲りあいます。棚やロッカーの前に大きく自分の荷物を広げたり、床に座っての着替えや、着替え終わってからのお喋りは迷惑になってしまいますので、更衣スペースの外でお話しましょう。3.私語は厳禁レッスン中の私語は厳禁です。振りがわからない時は先生に聞きましょう。話しかけられた方の迷惑になるような行為はしてはいけません。バーレッスンとセンターレッスンの間も休憩時間ではありませんのでお喋りを始めてはいけません。レッスンの一部と思います。みなが集中してレッスンができるように配慮します。4.道具を大事にするいつもお世話になっているバーや鏡は大事に扱います。バーにぶら下がったり寄りかかるのはもってのほかでバーにタオルをかけるのもよくないマナーです。タオルや水分補給用のペットボトルは床にはおかず棚の上に置きましょう。また、バーを準備したり片づけることも協力しあって皆で準備しましょう。5.バーレッスンにおいて先生が説明をしている時は、鏡と先生の間や先生の真正面には立たないようにします。また、後ろの人が見やすいようにも気遣います。先生に背中を向けて話をきいたり手を腰にあてて聞くのは失礼な態度なのでひかえます。6.センターレッスンにおいてプチ・アレグロやグラン・ワルツのレッスンの時は途中で振りを忘れてしまったら、立ち止まらずに皆が動く方向へ一緒に移動しましょう。次のグループのために自分の振りが終わったら近い方の斜め前か横へ「バレエの走り方で美しく」走り抜けます。踊り終わったと思ってゆっくり歩いたりするのはNGです。退場し終わるまでをバレエと考えます。自分に厳しい方で、うまく踊れなかった時に自分の太腿をパチンと手でたたく方がいらっしゃいますが退場して後ろに回って人目につかない場所に移動してからにしましょう。7.バレエ教室とオープンクラスやスポーツジムの違いバレエにはオープンクラスと教室があります。「オープンクラス」は教室に所属する事なく、気軽に一回限りで参加が出来ます。スポーツジムの中にもバレエクラスがある所があります。オープンクラスやスポーツジムでは用意された時間枠で、不特定多数のお客様が自由にバレエレッスンができる場所です。バレエ教室はオープンクラスやジムとは違いますので、お客様とスタッフの関係ではありません。バレエ教室はバーの準備やお掃除も、良いレッスンも、講師と生徒さんとで協力して作り上げます。講師は、参加される生徒さんにとって①身体的にも知的にも成果がでるように ②バレエ技術と芸術性を高めるためのテーマをもって ③前向きな気持ちでレッスンができる雰囲気づくり を考慮してクラスを設定しています。8.人から何か借りた時うっかり忘れ物をして人から何か借りた時は、洗濯ができるものは洗濯してからお返ししましょう。ヘアゴム、ピン、ネットなど消耗品の場合は次回新しいものでお返しするのが良いと思います。自分の汗がついてしまったものをそのままお返しするのは美しくない行動と考えるからです。<最後に>バレエは単なるダンスではありません。何世紀にわたり洗練されてきた伝統で、芸術様式です。バレエの世界で重要なのは「尊重」という概念です。尊重とは芸術に対する歴史に対する仲間に対する観客に対するそして自分自身に対する尊重です「ただ先生が偉いと言っているだけ」そんな、無教養な浅い考えをSNSで見るたびにとても残念で悲しい気持ちになります。バレエの「礼儀」と「マナー・エチケット」はバレエ芸術の一部であると同時に伝統でもあるものです。